2023シーズンものこりわずか。
シーズンが終わりに近づくにつれて気になってくるのが来期の陣容。
出会いもあれば別れもあります。
サンフレッチェベテラン陣の青山敏弘・柏好文・林卓人・柴崎晃誠について、今シーズンの現状と来期に向けて、年俸なども含めて予想していきます。
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チーム最年長の背番号1林卓人
現在41歳のGK林卓人選手
2001年にサンフレッチェ広島でプロキャリアをスタートして22年目の大ベテラン。
ここまで今シーズン出場はなし。
2023シーズン年俸は推定1800万円。2022シーズンより-1200万円です。
プロ入り後なかなか出番に恵まれずコンサドーレ札幌、ベガルタ仙台を経て2014年にサンフレッチェ広島に復帰。
その後も正GKとして優勝に貢献するなどサンフレッチェ広島の歴史において、欠かせれない選手の一人です。
2019年ごろより慢性的な腰のケガに悩まされながら、若手で台頭してきた大迫啓介と激しいポジション争いを繰り広げました。
しかしここ2シーズン大迫の成長と、川浪のベンチワークなどもあり、ベンチ入りすら難しい状況が続いています。
来シーズンに向けて、現在サンフレッチェ広島GKは4人体制。
本人の気持ち次第なところもありますが、大迫の海外移籍などがなければ、引退ということも現実味が帯びてきているのが現状ではないでしょうか。
紫のいぶし銀。柴崎晃誠
現在39歳のMF柴崎晃誠選手
2014年よりサンフレッチェ広島で活躍。
年俸は2022シーズンからー500万円の2500万円
日本代表選出経験もある、経験豊富でサッカーIQが高く、技術力の高い選手です。
2015シーズンの優勝にも貢献し、サンフレッチェ広島にとっては特別な選手の1人です。
39歳とフィールドプレイヤー最年長ですが、2023シーズン25節終了時点で7試合に出場。
2022シーズンも30試合に出場と、出場機会は得ている印象。
サンフレッチェ加入時にはチームへの逆オファーをしたこともあり、サンフレッチェ愛溢れる選手ですが、出場機会を求めて移籍するのか、サンフレッチェにとどまるのか。
現状では減俸にはなりそうですが、来期の陣容によってはムードメーカーとしてもまだまだ活躍が期待できるのではないかと思います。
クレバーなドリブラー・柏好文
現在36歳のMF柏好文
2014年よりサンフレッチェ広島で活躍しています。
年俸は2022シーズンから700万円減の5300万円
こちらも優勝に貢献したレジェンドの一人。
ドリブルからのカットインが特徴的なドリブラーだったイメージから、近年では周りとの連携からサイドを崩すスタイルへと変わってきた印象。
得点力もあり、ポジションにとらわれない予測不能な動きをしながら相手を惑わす、クレバーな選手です。
2023シーズンも25節終了時点で8試合出場と、少しずつ出場機会が増えている印象。
出場すれば活躍している印象です。
2022シーズンも柏が出場し始めた時期からチームの調子も上向き、上位戦線に食い込んでいけたように思うので、越道や中野など新戦力のWBでのポジション争いにも注目!
来シーズンもまだまだ元気な姿が見れるのではないでしょうか?
紫のバンディエラ・青山敏弘
現在37歳のMF青山敏弘選手
プロ入りからサンフレ一筋のW杯戦士です。
年俸は2022シーズンから3500万円減の7000万円
もはや説明不要のバンディエラで広島のレジェンドです。
スキッベ監督就任時より野津田岳人の成長、川村拓夢、松本泰志の台頭により出番が激減。
出場機会もかなり限られている印象です。
しかし、サポーターからの人気はすごく、出場するだけでスタジアムの歓声が沸き上がるなどサンフレッチェのアイコン的な存在です。
サポーター目線では、今まで移籍の話もあっただろうに、残留して支えてくれたぶん、アオの思うまでやってほしい。
来年には新スタジアム。そのピッチに立ってほしい。
その想い一心です。
まとめ。優勝の功労者達。できたらみんなと一緒に新スタジアムへ
現状育成のサンフレッチェ広島において、若手の活躍が目立っている今シーズン。
スキッベ監督も若手を躊躇なく使い、育成していることからサンフレッチェのチームコンセプトにマッチしている素晴らしい監督だと感じています。
しかしその分ベテラン選手にとって、出場機会を約束されない状態が続いています。
これもプロの世界。一番わかっているのは本人たちだと思います。
あの頃の優勝メンバーの面々も残り少なくなってきている、レジェンドたちの雄姿を見れるのも、のこり少なくなってきているのも事実。
サポーターとしては来年開場するピースウイングスタジアムのピッチに立っている姿を見たい。
4人とも、来期も紫のユニフォームを着て活躍してほしいと思っています。